【GAS】「承認が必要です」が出た!初心者向け対処法をわかりやすく解説

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こんにちは!ズボラノンプログラマー兼主婦の まなてぃ です。

Google Apps Script(GAS)を初めて実行しようとしたとき、「承認が必要です」というメッセージが出てきて、「え、どうすればいいの?」と戸惑ったことはありませんか?

この記事では、GAS初心者の方向けに「承認が必要です」エラーが表示されたときの具体的な対処法を、画像付きで分かりやすく解説します。 GASの承認プロセスを完了し、便利なスクリプトを実行できるようになりましょう!

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目次

結論:落ち着いて手順通りに進めれば大丈夫!

先に結論をお伝えしますね。

「承認が必要です」というメッセージは、GASがあなたの代わりにGoogleのサービス(スプレッドシート、ドキュメント、Gmailなど)を操作するために必要な許可を求めるものです。

初めてスクリプトを実行するときや、スクリプトがアクセスするサービスの種類が増えたときに表示されますが、画面の指示に従って順番にクリックしていけば、問題なく承認できます。

一度承認してしまえば、次からは基本的に表示されないと思います。

なぜ「承認が必要です」と表示されるの?

そもそも、なぜこのような承認が必要なのでしょうか?

それは、GASがあなたのGoogleアカウントの情報にアクセスする可能性があるからです。 例えば、スプレッドシートの情報を読み取ったり、Gmailでメールを送信したりするスクリプトの場合、GASはこれらの操作を行う権限をユーザーから得る必要があります。

セキュリティのための重要なステップで「知らないうちに勝手に操作されていた!」なんてことを防ぐための仕組みなんだそうです。

【画像で解説】「承認が必要です」の具体的な承認手順

実際に「承認が必要です」と表示された場合の具体的な手順を、順番に見ていきましょう。落ち着いて操作すれば、難しいことはありませんよ!

基本的には、以下のような流れで進みます。

  1. スクリプトを実行する
  2. 「承認が必要です」ダイアログが表示される
  3. 「権限を確認」をクリック
  4. アカウントを選択
  5. 「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示されたら「詳細」をクリック
  6. 「(プロジェクト名)(安全ではないページ)に移動」をクリック
  7. アクセス許可の内容を確認し、「許可」をクリック

順番に詳しく解説していきますね。

1. スクリプトを実行する

まず、作成したGASの関数を実行します。エディタ画面の上部にある実行ボタン(再生マークのようなアイコン)を押して、実行したい関数を選びます。

ここにGASエディタの実行ボタンを押す画像

2. 「承認が必要です」ダイアログが表示される

初めてそのスクリプトを実行する場合や、スクリプトが新しい権限を必要とする場合、以下のようなダイアログが表示されます。

GAS 承認が必要です画面

ここで「権限を確認」 をクリックします。

3. 「権限を確認」をクリック

「権限を確認」ボタンを押すと、Googleアカウントの選択画面に遷移します。

4. アカウントを選択

GASを実行したいGoogleアカウントを選択します。

GAS アカウントを選択

通常は、GASプロジェクトを作成したアカウントを選びます。

5. 「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示されたら「詳細」をクリック

次に、このような警告画面が表示されることがあります。

「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示されたら「詳細」をクリック

これは、自作したスクリプトなど、Googleが公式にレビューしていないアプリに対して表示されるものです。自分で作ったスクリプトで、内容を理解しているのであれば問題ありません。

ここでは、左下にある「詳細」 をクリックします。

6. 「(プロジェクト名)(安全ではないページ)に移動」をクリック

「詳細」をクリックすると、画面下部に次のようなリンクが表示されます。

「(プロジェクト名)(安全ではないページ)に移動」をクリック

「(あなたのプロジェクト名)(安全ではないページ)に移動」 というリンクをクリックします。

7. アクセス許可の内容を確認し、「許可」をクリック

最後に、このスクリプトがどのGoogleサービスに対してどのような操作をしようとしているのか、具体的な権限の一覧が表示されます。

アクセス許可の内容を確認し、「許可」をクリック

内容をよく確認し、問題がなければ右下にある 「許可」 ボタンをクリックします。

これで承認プロセスは完了です!スクリプトが正常に実行されるはずです。

承認してもエラーが解消しない場合に考えられること

基本的には上記の手順で承認できますが、まれにうまくいかないケースもあるかもしれません。そんなときに考えられる原因と対処法をいくつか紹介します。

  • 複数のGoogleアカウントでログインしている
    • ブラウザで複数のGoogleアカウントに同時にログインしていると、意図しないアカウントで承認しようとしてしまうことがあります。一度すべてのアカウントからログアウトしてみるか、ブラウザのシークレットウィンドウ(プライベートブラウジングモード)で試してみてください。
  • 組織のセキュリティポリシーによる制限(Google Workspaceアカウントの場合)
    • 会社や学校などのGoogle Workspaceアカウントを利用している場合、組織の管理者がセキュリティポリシーでサードパーティ製アプリの連携を制限していることがあります。この場合は、組織のIT管理者に相談してみてください。

それでも解決しないときは?

上記の方法を試してもどうしても解決しない場合は、Googleの公式ヘルプを参照したり、開発者コミュニティで質問してみるのも良いでしょう。

エラーメッセージを正確にコピーして検索すると、同じような問題で困っていた人の解決策が見つかることもあります。

あとはchatGPT先生に相談するのも有りかもしれません。

まとめ:つまづきを突破してGASを活用しよう!

今回は、GAS初心者が遭遇しやすい「承認が必要です」エラーの対処法について、具体的な手順を解説しました。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、一度この承認プロセスを経験すれば、次からはスムーズに対応できるようになります。

GASは、Googleの各種サービスを自動化したり連携させたりできる、とても便利なツールです。この最初の関門をクリアして、ぜひGASの便利な機能を活用してみてくださいね!

この記事が、あなたのGASライフの一助となれば幸いです!

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この記事を書いた人

訪問いただきありがとうございます。
まなてぃと申します。
元IT企業の人→フリーランス→派遣OL&主婦。ブログを書いています。最近はデータ集計や分析のお仕事をしています。
このブログでは、主婦(主夫)さんに向けた、ライフスタイルに関すること、自身のスキルアップのことなど、ざっくばらんに発信できればいいなと思っています。よろしければご覧ください。

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