こんにちは。消しゴムはんこクリエイターのまなてぃです。
消しゴムはんこ作成を始めてみたいけど、何から始めれば良いかわからない…
自宅での趣味を増やしたい!
ハンドメイドが好きで、自分の作品に一味加えたい!
今回は消しゴムはんこの「はじめ方」と「彫り方」について、お話したいと思います!
はじめる前の心構え「楽しむ!彫り方は自由!」
消しゴムはんこの彫り方の説明の前に、伝えておきたいことがあります。
消しゴムはんこの彫り方は、自由です!
「絶対にこの方法で彫って下さい」というのはありませんので、ご自身のやりやすい彫り方で楽しんでください。
楽しむことが1番大切です~
楽しみながら一緒にはんこを作っていきましょう!
本ブログの内容は、動画でもご覧いただけます。
(消しゴムはんこの彫り方について動画を作ってみました。)
※本ブログ上で再生エラーとなる場合は、お手数ですが「youtube.comで視聴する」より、YouTubeでご視聴いただけますと幸いです。
消しゴムはんこを作る時に用意するもの
消しゴムはんこを作る時に必要な道具について紹介します。
No | 必要なもの | だいたいのお値段 | 商品のリンク |
---|---|---|---|
1 | 消しゴムはんこ用の消しゴム | 1つ 400〜600円 | Amazon |
2 | シャープペンシルか鉛筆 | 1本 約100円~ (100均のものでもOK) | Amazon |
3 | (お好みの)デザインナイフ | 1本 約230円 | Amazon |
4 | (お好みの)カッターナイフ | 1本 約300円 | Amazon |
5 | お好みのインク | 1個 約213円 | Amazon |
6 | ねりけし | 1個 約100円 (100均のものでもOK) | Amazon |
7 | カッターマット | 1枚 500円 (100均のものでもOK) | Amazon |
8 | トレーシングペーパー | (消しゴムはんこ用消しゴムに1枚付属) | Amazon |
9 | 図案(はんこにしたいイラストや文字) | プライスレス |
だいたいこんな感じです。
だいたい全部で2000円くらいで始められますので、気軽に始められますね。
最近では、消しゴムはんこスターターキットのような商品も販売されていたりします。
消しゴムはんこスタータキットなら、購入すればすぐに始められますね!
私も消しゴムはんこを初めて作ったときは、スターターキットから始めましたよ~
消しゴムはんこの彫り方
今回は、はんこにインクの付く割合が多い「面」のはんこを作っていきます。
一緒に練習したい方は図案を用意しましたので、ご自由にご活用ください。
(図案の利用範囲についてはプライバシーポリシーに記載しています。)
図案のダウンロードはこちら
① 消しゴムはんこにしたいイラストを準備する
今回はおうちのイラストを用意しました。
トレーシングペーパーを使ってイラストを写しとります。
トレーシングペーパーにイラストを写し取る際に、マスキングテープで固定するとズレにくくなります。
② 転写する
はんこにしたい消しゴムの面についている粉を、ウェットティッシュや練り消しを使ってとりのぞきます。
トレーシングペーパーにイラストを写しとった面を消しゴムにあて、爪や練り消しのケースでこすり、消しゴムに写していきます。
この作業のことを「転写」と呼びます。
先に消しゴムについている「粉」を取り除くことで、転写がきれいにできるようになりますね!
★豆知識: 転写するとき、なぜわざわざひっくり返して写すのか?
みなさん、普段使っている印鑑の印面を見たことがありますか?
まじまじと観察することは少ないと思いますが、通常読む文字と左右反転した「鏡文字」になっているのがわかると思います。(田中さんや、山田さんなど、鏡文字でも読めてしまう方はわかりにくいかもしれませんが…)
消しゴムはんこを作るときも基本的には、鏡文字のように、図案となるイラストや文字を左右反転してあげる必要があります。
そのためトレーシングペーパーに書き写して、転写をするという工程があります。
③ 切り出す
転写ができたら、転写した部分の消しゴムをカッターナイフで切り出していきます。
(硬い消しゴムだと結構力が必要になります。安全第一で切り出しましょう。)
切り出すときは、図案の2〜3mmくらい外側を残しておくようにしましょう。
私の場合は図案に含まれない余白もカットしています。
④ デザインで図案を彫る
- デザインナイフの持ち方
- 鉛筆を持つように持ちます
- だいたい斜め45°くらいに寝かせて持ちます
→消しゴムはんこを彫る際のポイントになります
私の場合は消しゴムは机に置いて彫っています。
イラストの線の外側から、デザインナイフの角度を斜め45°くらいに保ったまま、ナイフを入れていきます。
ナイフを入れ始めたスタート地点から、イラストの外側の線に沿って彫っていき、スタート地点に戻るように彫ります。
このとき、ナイフを動かすのではなく、消しゴムを動かすようにすると安定して彫ることができます。
一気に彫ろうとしなくても大丈夫です!ゆっくり焦らず進めましょう!
- 消しゴムはんこの印面の断面は「土手のような台形」が理想的です
- 以下の右図のように、頭でっかちな底面のえぐれた断面になってしまうと、欠けやすくなってしまったり、長持ちしない原因になります。
細かいところはデザインナイフの刃を浅めに入れて、調節しましょう。
⑤ V字の溝をつくる
一周した線対して、V字の溝ができるように外側を彫っていきます。
イメージは玉ねぎの芯を取り除く感じです。
おうちの窓部分もくり抜いていきます。
彫り方の基本はこんな感じです。
捺し方の基本
インクを手に持ち、消しゴムの印面に やさしくポンポンとインクをつけます。
インクが均等に印面についたことを確認し、優しく捺します。
インクの種類によっては、紙用、布用、プラスチック、金属などにも捺すことができるものがあります。
ご自身の捺したい素材に合ったインクを選ぶことをおすすめします。
消しゴムはんこの保管方法
はんこにインクがついている場合は、ねりけしやウェットティッシュを使ってお掃除していきます。
保管場所は、紙や木の素材でできた箱などが理想的です!
プラスチック素材のケースに直置きすると、プラスチックが溶けてくっついてしまう場合があります。
まとめ
今回は基本的な消しゴムはんこの彫り方を紹介しました。
消しゴムはんこの基本的な彫り方をマスターすれば、だれでも簡単にオリジナルの消しゴムはんこをつくることができます!
消しゴムはんこの彫り方は、早い方で1ヶ月ほど、マイペースに楽しまれる方は3ヶ月ほどでかなり上達できます。
一人でもくもくと作るもよし、お子さんやお友達と楽しむもよしです。
おうち時間を楽しく過ごしましょう!
また、より早くクオリティ高く上達したい方は、消しゴムはんこの通信講座などで学ぶ方法もあります。
書籍で学ぶよりもお金がかかってしまう方法になりますが、資格が取得できます。上達を実感できる手段の1つです。
最後までご覧下さりありがとうございました!