2020年6月末、神奈川県海老名市に引っ越しました。
まなてぃです。
突然ですが、皆さんは生ゴミの処理で困っていませんか?
私は引っ越す前からずっと生ゴミの処理に悩まされていました。
しかも、引っ越し先はゴミ袋が有料らしいし、燃やせるゴミをできる限り減らしたいなぁ。
引っ越ししてきた海老名市では「燃やせるゴミ」と「燃やせないゴミ」の回収は有料になっています。
(スーパーやコンビニ等で指定のゴミ袋が売られています)
私は今まで東京都品川区に住んでおり、正直なところゴミ処理についてあまり意識したことがありませんでした…
大変ありがたいことに一般家庭で出る程度ゴミは基本的に無料で回収頂けていましたし、住んでいた賃貸マンションでは24時間常時ゴミ出しOKでした…(本当にありがとうございました)
しかし、住む地域も変わり、ゴミ処理の仕方や、ゴミ収集日までの保管方法を考えなければならなくなりました。
皆さんのお住まいの地域でも、「燃やせるゴミ」と「燃やせないゴミ」の回収が有料のところがあるのではないかと思います。
そこで、我が家の生ゴミ対策として乾燥型の生ゴミ処理機「パリパリキュー ppc-11」を購入してみました!
今回は購入の決め手や、生ゴミ処理機のレビューについてシェアしたいと思います。
このブログを読んでほしい人
- 生ゴミの処理に困っている
- 生ゴミの嫌なにおい、コバエなどの虫の発生から解放されたい
- 燃やせるゴミの量や重さを減らしたい
筆者の設置環境
- すみか: マンション
- 家族構成: 夫婦2人ぐらし(ペット等もいません)
- 設置場所: キッチン(現状は床おき)
- 生ゴミの量: 現状は夕食を作った際に2人分くらいの生ゴミが毎日発生中
生ゴミ処理の悩み
私が困っていた生ゴミ処理の悩みは大きく2点ありました。
悩み① 生ゴミから出る「嫌なにおい」と「虫」

一番気になっていたのは生ゴミ特有の「におい(腐敗臭)」と、コバエなどの「虫の発生」です…
マンション住まいかつ、住宅の周りは自然豊かな感じのため、においと虫の発生は避けたい!と強く思っていました。
また、現在住んでいる地域では「燃やせるゴミ」の回収が週2回のため、3~4日分の生ゴミをそのままゴミ箱に溜めておくのに抵抗がありました。
悩み② 燃やせるゴミの処分が有料
海老名市のゴミ処理事情になりますが、燃やせるゴミの指定ゴミ袋のお値段は以下のようになっています。
【燃やせるゴミ】
大きさ | 袋1枚あたりの価格 | 販売価格(10枚1組) |
5リットル | 10円 | 100円 |
10リットル | 20円 | 200円 |
20リットル | 40円 | 400円 |
40リットル | 80円 | 800円 |
意外とかかりますよね…
なるべく「燃やせるゴミ」の量を減らし、ゴミ処理代を節約したい気持ちが強くなりました。
パリパリキュー PPC-11の紹介
生ゴミ処理機には「バイオ型」、「ハイブリッド型」、「乾燥型」などの処理方式があります。
今回私が購入したパリパリキュー PPC-11は「乾燥型」になります。
乾燥型の生ゴミ処理機は、生ゴミに温風をあてることで水分を飛ばし、生ゴミをカラカラ・パリパリな状態にしてくれます。
生ゴミがカラカラ・パリパリの状態では、水分がなくなっているためゴミのかさばりや重量を減らし、嫌な腐敗臭を無くしてくれるという仕組みです。
乾燥型 生ゴミ処理機を選んだ理由
マンション住まいということもあり、においや虫の発生、ご近所への影響を考えるとベランダなどには生ゴミ処理機を出せない環境でした。
バイオ型のような、自然の力で分解してくれる生ゴミ処理機も、値段が手頃でエコの観点から魅力的でしたが、以下のような説明や口コミを見ました。
生ゴミ処理機の値段は手頃だけど、生ゴミ処理自体の手間や、虫が苦手なことを考えると、乾燥式の生ゴミ処理機が自分には合っていそうです。
生ゴミ処理機を使ってみました
筆者は、ビッグカメラさんから購入しました。
amazonさん、楽天さんからも購入できます。
詳細な仕様を知りたい方は、コチラから仕様と取り扱い説明書をご覧になれます。
届いてみるとこんな感じです。
すこし大きく、重量感があります。
バスケットの中はこんな感じです。

底部分が山のように盛り上がっており、温風が生ゴミに当たりやすいように設計されています。
こちらに網ネットをセットし、普段は三角コーナーとして利用することもできます。
初回は以下のように脱臭フィルターをセットします。
続いて下に生ゴミの写真が登場します。
※苦手な方はご注意ください。
本日、処理する生ゴミたちはコチラ↓

えのき、小松菜、卵の殻、大根の皮…そんな感じです。

生ゴミ処理機の操作はかなりシンプルです。
- 電源プラグをつなぐ
- 左側の電源ボタンを押す
- 右側のモードボタンをおす
以上です。簡単ですね!
- 電源ボタン(左)ON
- モードボタン(右) モード選択
モードボタンを1回おすとモードボタンが青く光って「パリパリモード」
モードボタンを2回おすとモードボタンが緑色に光って「ソフトモード」で運転できます。
- パリパリモード動作中
- ソフトモード動作中
乾燥しにくいものをしっかり乾燥させたい場合は「パリパリモード(運転時間 約6~12時間)」
乾燥しやすいもので処理時間を短縮したい場合は「ソフトモード(運転時間 約3~9時間)」を使用するといいようです!
(詳細な仕様はコチラ)

動作中は、上図のように赤い丸で囲ったところが排気口になっています。
また、生ゴミ処理機上部(オレンジ色の部分)は全体的に熱くなります。
安全のため、小さなお子様が触れられないところに設置した方がいいかもしれません。
また、犬・猫さんなどのペットを飼っていらっしゃるご家庭は、乗られない場所に設置した方が良いと思います。
今回はソフトモードで乾燥させました。
before ⇒ after は以下のような感じです。
- before 処理前
- after 処理後
卵の殻はあまり変わっていませんが、全体的に水分が飛んで「コンパクト」な仕上がりです。
処理したての生ゴミさんたちは、ほんのり香ばしいにおいがします。
生ゴミを放置したときの腐敗臭に比べたら、嫌なにおいではないです。
- 乾燥した大根の皮
- 乾燥した小松菜
乾燥した野菜くずは、手で握っても細かくなってしまいそうなくらいパリパリです。
乾燥した生ゴミさんたちは、ネットに入ったまま新聞紙やチラシなどに包んで、ゴミ箱に捨てます。
新聞紙やチラシに包んでしまえば、香ばしいにおいもそんなに気になりませんでした。

生ゴミ処理機のお手入れは簡単です。
本体・処理室内は、水で濡らし軽く絞った布などで軽く水拭きします。
バスケット・受け皿は、プラスチック素材となっているため、まるっと水洗いします。
(筆者は朝の食器洗いのときに一緒に洗っています)
実際に使ってみてよかったこと
生ゴミの嫌な腐敗臭から解放されました

今までは、ゴミ箱のフタを開ける度に「ムワッ」っと生ゴミの嫌なにおいがしてしまい、ゴミ箱用の消臭剤が必須でした。
生ゴミ処理機を使いはじめてからは、ゴミ箱から嫌なにおいが劇的に改善され、消臭剤を使わなくてよくなりました。
生ゴミ処理機を使った時のにおいは以下のような感じです。
・生ゴミ処理(乾燥)中
生ゴミ処理機を使って処理している間のにおいは、正直なところあまり気にならないです。
(もっとにおいが出ると思っていたので、結構驚きました)
我が家では今まで、野菜くずや、卵の殻、ウーロン茶のお茶パック、コーヒーがらなどを乾燥させてみましたが、生ゴミ処理機のフィルターが優秀なのかあまりにおいが出ませんでした。
・生ゴミ処理(乾燥)後
乾燥の処理が終わって、フタを開けたときや処理したばかりの生ゴミたちはほんのり香ばしいにおいがします。
生ゴミを処理している以上「まったくの無臭」は難しいですと思います。
しかし、生ゴミ処理機を室内で使っていた場合でも、料理などをする時とそこまで変わりないレベルのにおいです。
我が家では換気扇を回しておいたり、窓を開けて換気するレベルで問題なくにおい対策ができています。
ゴミのかさばり・重さが軽くなり、ゴミ出しの負担が軽減
生ごみの70~80%は水分です。
生ごみは水分を多く含むため重量があり、また腐敗すると悪臭を発します。生ごみの水分量は70~80%と言われています。
生ごみの水切りをすると、悪臭を防止できるほか、ごみ袋(指定収集袋)のサイズを小さくすることができます。さらに、ごみの重量が減ることで、収集車両の燃費が向上し、CO2の発生が抑制されるなど、環境負荷の低減につながります。
引用元 三鷹市役所
作成・発信部署:生活環境部 ごみ対策課
<https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/000/000640.html>
その水分を温風を当ててカラカラ・パリパリにしてしまう訳ですので、単純に重さ軽くなりますし、ゴミのかさばりも減ります。
毎回のゴミ捨てが非常に楽になりました!
ほかの方の口コミ
Twitterでパリパリキューを使っていらっしゃる方の口コミを調べてみました。
みなさま、動作中のにおいや動作中の音を気にされていたようですが、あまり気にならないという声が多いです。
鯛の塩焼きの皮と骨、トレーの吸水紙などスイッチオン。
換気扇を回し処理中の臭いは全く気にならず。処理後蓋を開けて臭うということはなく、
鼻を近づけるとうわ魚!という位。
完全にしたければ高温で焼き切るタイプのがいいだろうが
十分及第点。カゴもすぐ洗ってスッキリ。#パリパリキュー
— ことり (@lutens_) June 15, 2020
生ゴミ乾燥処理機、パリパリキュー届いたので開封🥰
生ゴミの匂いとコバエ対策で導入、しかも環境にも優しい(ゴミ削減)
真っ白可愛いなー、結構大きめだけど、床置き可能だし。生ゴミ処理機とは思えないデザインで、夜寝てる間に使う時だけ机に置いてもいいかも?
試して寝るぞー! pic.twitter.com/VMH4WUZxUA— まぐみP (@makit0m0) May 14, 2020
実際に使ってみて「うーん…」なこと
おそらく、我が家の場合の懸念事項ばかりだと思いますが、一応書いておきます。
生ゴミバスケットが意外と大きい
生ゴミを入れるバスケットを三角コーナーとして使うには結構大きいかもしれません。
我が家のキッチンでは、三角コーナーとして使用するにはサイズが大きく場所を取ってしまうため使っていません。
普段から三角コーナーをお使いの方は問題なくお使い頂けると思います。
生ゴミバスケット用に網ネットが必要になった
いままで、三角コーナーには「三角コーナーいらず」という商品を使っていました。
が、こちらはビニール素材のため、パリパリキューには投入できません。
変わりにゴミ処理用にも網ネットが必要になりました。
しかし網ネットもそんなに高い訳ではないですし、あまり負担はないです。
パリパリキューに付属して15枚ほど付属してくるので、すぐに使い始められました。
現在は、三角コーナーいらずに網ネットを装着して代用しています。

購入の前に確認したい「自治体の助成金」
自治体によっては、生ごみの減量と資源化を進めるために、家庭用の生ごみ処理機について購入費の一部助成して下さる場合があります。
(※お住まいの自治体さんが対応しているかどうかや、対象者の条件については確認が必要です)
私の場合は、かなり大きな決め手になりました。
海老名市では1世帯1台まで生ゴミ処理機の購入価格の4分の3(電動式生ゴミ処理機の助成金額の上限は50,000円)を助成して下さるとのことでした。
※2020年6月時点の情報です。海老名市の助成金の最新情報については必ず自治体へ確認をお願いします。
つまり自己負担は商品の購入価格のわずか4分の1。
例えば50,000円の生ゴミ処理機を購入すると、自己負担は12,500円となります。
まとめ
生ゴミ処理機を購入した結果、以下のような良いことがありました!
- 生ゴミの嫌なにおい、コバエなどの虫の発生から解放されました。
- 燃やせるゴミの量や重さを減らし
- 有料ゴミ袋の消費を節約になりました
- 毎回のゴミ出し負担が軽くなりました
生ゴミの処理についてお悩みの方は、ぜひ生ゴミ処理機を購入してみることをおすすめします。
また、住んでいる地域の自治体によっては、生ゴミ処理機購入の際に助成金がある場合があるので、ぜひ調べてみてください!
